2014年9月21日日曜日

泣いてもいいんだよ そりゃ

胸いっぱいや、とあの先輩はよく言って泣かはった
「だいの大人が泣いてるよ」
物心ついてから初めて感じたのは熱中時代最終回。水谷豊演じる僕らのヒーローでフィーバー北野広大先生が地元へ帰る為生徒らに別れを告げる最後の授業だ。当時小3の僕は今でもあのテレビの光景を覚えてる。そして僕も涙した。それを母は冷やかしやがってまあ白けたもので、(けどそれは母も人一倍の照れやだからなんだが)、大人も泣くんだと記憶した。あれは本物の涙だった。以降、幾多の映像作品で涙の場面を見、まあ感動するが、驚くことはなかった。工藤ちゃんの涙も、金八のも。玄太のも。

今日、彩羽真矢ちゃんが本番中に号泣。何度目かで慣れてはいたけどやはり彼女の興奮からの涙。
その後観劇した、こまち日和。宮川サキの創る物語の登場人物のそれ。
突然の涙に戸惑いを隠せませんでした。
お目の前の人が泣く。心が共感にたらずあれこれ想像する彼らの悲しみ。こみ上げる気持ち。分かち合えたかどうかは、僕が鈍感なため、、、。

過去これまでにいちばん驚いた涙の場面は、エンドレスナイトだ。関西ローカルの土曜深夜。ばんばんとユキ姉、おすぎ、ばんばひろふみ、兵藤ゆき、杉山アナとアシスタントのエンドレスギャルズ。半年に入れ替える八名?程の若い女性たち。ラジオのノリで毎週楽しみにしていた。そして入れ替えの時、所謂「卒業」がある。毎回涙のコメントがあり感動を誘う。バカキャラ担当の子が初めて見せるのだとかギャップの差に悲しみも増す。その中で一番印象に残るのが「5期の吉田」だ。カエル顔の不思議系の方。実は一番推していた。常に冷静。そのヨシダが、卒業コメントの順が来て、いつもの様に淡々とコメントし、やっぱりここでも冷静やなあと聴いてると突然涙腺が決壊。以後号泣。、、、びっくりした。北野先生を凌駕する涙だった。。

男は人生で三度だけ涙を流してよいという。僕はあまり泣かない。笑ってたいからあまり泣かない。でも舞台では二度、三度。LOVELettersで感情移入したのと、熱海の大山。

悲しみを共有できるのは、演者と観客の幸せな時間だと思います。


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