大阪は中崎町のcommon cafeで,
第１回目のマンガロが始まった。
これから毎月、一人で読む夜と二人で読み合う夜を
ここでやろうかと思って、
折角だからNMSを始めた日に、
（ヨミすぎ！も２００９年５月からだった）
まず一人で読んだ。
選んだのは、宮本から君へ。
新井英樹の代表作。
めちゃめちゃ影響受けた２０代でした。
エレカシの宮本をモデルに始まったリーマン物。
後半は愛憎渦巻く超恋愛ドラマだが
前半の営業奮闘記は何時読んでも熱くなれる。
スラムダンクもドカベンもワンピースにもひけを取らない
いや比べるのも失礼だが、
共通する「熱さ」「情熱」がある。
とにかく宮本が熱い。バカだ。バカに熱い。
そして周りも引き込まれる。
当時、嫌いな漫画、ワースト１０に必ず入ったらしい。
９０年代にバブル崩壊時に咲いた徒花。
僕は大好きだった。
そして、２〜４巻を読んだ。
演じてて島貫のタヌキが一番乗り移った。
神保さんはやっぱり頼りになる先輩だった。
そして宮本は、熱かった。
休憩挟んで、２時間４５分だった。
まだ読み足りないが、次からは２時間におさめよう。
この夜集まってくれたお客さまたち、スタッフのねぎがいて、
自身を取り戻した。
こんなイベント、誰も興味ないんちゃうかと。
別にやらんでもええやん、と。
けど情熱の作品を音にして動きにして
伝わる何かもあると思って
僕は大阪駅の上から叫んでいたから。あの頃、１０年前。
そして、何かが見つかったと思う。
あの夜居てくれたみんなにありがとう。
次は二人だ。
記念すべきお一人目は、
蟷螂襲さんだ。
PM／飛ぶ教室だ。
読むのは「深夜食堂」だ。
短編たちを、じっくり読もう。
６月１０日日曜日、同じく夜８時。
同じくcommon cafe。
ご飯は出せなく、飲み物だけです。
隣で宮川サキとSun!!が二人芝居してはります。
梯子してもらえたりしたら盛り上がります。
気にしてもらえたら嬉しいです。
石原正一
